サワラのお櫃でご飯をおいしく

木曽五木について

木曽五木とは

木曽の五木(きそのごぼく)・・・木曽節の詩にも登場する、 「檜・さわら・こうやまき・あすなろ・ねずこ」といった銘木五種類です。
木曽の山々は、古くから優秀な木材を産出することで知られていましたが、 江戸時代の初期に城下町の建設などで濫伐がすすみ荒廃してしまいました。 このため、当時木曽の山を管理していた尾張藩より「木一本 首一つ」と言われる厳しい保護制作がとられました。 その際伐採が禁止され保護された5種類の樹木がいわゆる「木曽五木」でした。
現在では、木曽谷の多くの山は国有林として国の管理下にあり、 植林~伐採と計画的に進められ美しい美林を形成しています。
地球環境のために成長している樹木はCO2を吸収し、酸素を排出してくれます。 ただしある程度の年齢に達すると樹木の中心部が腐り始め、せっかく吸収したCO2の吸収が活発な若木を植林する、 伐採された木材はCO2を封じ込めたまま、できるだけ多くを形にして残すことが重要です。
唯一人間が生産可能な資源として国産木材は注目されています。 石油化学製品から木製品に切り替えることは地球をいたわることにつながるのです。

■ 木曽檜(きそひのき) ■(マツ科ヒノキ属)

木曽檜(ヒノキ)

檜(ひのき)といえば、木曽といわれるほど五木の中で重要な樹種です。
木目が通り緻密で、清楚な色合いと香気光沢に富んで加工後の外観も非常に美しいのが最大の特色です。 伊勢神宮をはじめ壮大かつ高雅な高級建築用材として知られています。
木曽檜とそうでない檜の違いとして、夏が短く成長が遅いため、年輪が細かい(細い)ので密度が濃く樹脂も多い。 また腐朽にも堪え、しかも工作がしやすいなど多くの特性を持つため木材の王と呼ばれています。

■ 椹(さわら )■(マツ科ヒノキ属)

木曽サワラ

木目がきれいで色合いも檜(ひのき)に似て美しく、 耐湿性に富み雨露酸類に強いため桶材として最もすぐれています。
また材の軽いことはキリ材に次いでおり、さまざまな用途に利用されています。 ヒノキやアスナロのような香りが少なく、殺菌作用があるため、飯櫃・柄杓・桶などに用いられる。

■ 高野槇(こうやまき) ■(マツ科コウヤマキ属)

高野槇(こうやまき)

木目が通り材色は黄白色、檜(ひのき)以上の光沢があり、永く水湿に耐えることは五木のうち最高で、 独特の長所とされています。
高級な風呂桶、水桶などには欠かせない用材で、流し場・船・橋などに最適材として重宝されています。

■ 檜葉(ひば)翌檜(あすなろ) ■(マツ科アスナロ属)

檜葉(ひば)翌檜(あすなろ)

狂いが少ないこと、負担力が強いこと、保存性が高いこと、 材質が緻密である点など数々の特性があるため、 建築材・建具材・漆器曲物の木地・彫刻用材として多く用いられています。

■ ねずこ ■(ヒノキ科ネズコ属)

耐水性に優れ、軽く、摩耗にも強い特性があります。

割り箸は地球環境に悪いのか?

海外で木材が濫伐され生産される割り箸は環境破壊以外の何者でもないでしょう。
しかし、国産の割り箸には、 製材工場から出る半端材や森を守るために間伐された木材を使っているエコ製品もたくさんあります。 国産エコ割り箸を使う=森を育て、森からおいしい水を頂く。いろんな繋がりがありますね。

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